2016年10月8日土曜日

ハゲロン至上主義~失敗!Remix H4バルブ「超太」60/80W


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ハゲロン至上主義である。そう、ここは「ハロゲン」で検索している内は中々辿り着けないという、神秘的なページである。

今迄、安物フォグランプなどの話を結構取り上げてきたのだが、このフォグ関連については「フォグランプ道楽」というラベル(※注1)を作って、そこに分類してきた。

で、同じ灯火類ではあるが、ヘッドライト関連の話については、今迄は「車関係」ラベルに一緒くたに放り込んでいた。しかし、ヘッドライトに関する話が増えて来るに従い、新しくラベルを作ってそこに纏めた方がいいのでは?と思う様になってきた。

という訳で、今回からヘッドライト関連の話については、「ハロゲン至上主義」というラベルを新たに作ったので、そちらに分類することにした。

尚、今回の話のタイトルはハゲロン至上主義:失敗!Remix…」と付けたのだが、流石にラベルの方までハゲロン至上主義」にしてしまうと本当のアホだと思われそうなので、ラベルについてはちゃんと「ハロゲン」と表記することにした。石器人にも「本当のアホ」だとは思われたくない、という僅かな虚栄心は残っていた様だ。

(※注1 ラベルとは、bloggerの記事をカテゴリー別に分類する時に使う見出しみたいなもの)



そんなことはどうでもいいのだが、先日ホームセンターに寄った時に、こんな物を見つけた。

「超太」
この書き方だとロービームの定格が80Wと読める


Remix製H4バルブ「超太」である。定格60/80W→140/180W相当らしい。色温度は5300kだ。昔はノーマル配線でもギリギリ使える「70/80W」というバルブがあったから、このW数でも問題ないのだろう。


こんな但し書きもあるぞ。

使用可能らしい


石器人は「無雪期に使うバルブの色温度は3200~3300k辺りが最良だ」という考えなので、この手のバルブには興味が無かったのだが、値段を見て考え直した。

税込み1,316円
税込みで1,316円なのだ。結構安いな…。安物マニアの血が騒ぐぞ。

そうだ!これに例のイエローカバーを被せて使えば、無雪期には暗かったカバー付きバルブも、少しは明るくなるんじゃないか?ということで、イエローカバーの使用前提でこのバルブを買うことにしたのだ。



で、家に持ち帰りノーマルバルブと比較してみた。左がノーマルで、右が「超太」

太ってますな…
これは確かに太いわ…。



では、イエローカバーを被せてみよう。アレ…?

入らんぞ
どこかにつっかえて入らない…。



ひっくり返して、イエローカバーの内側を見ると

突起があるな
内側の左右2か所に突起があるのだ。これの所為で「超太」が入らないらしい。




これは失敗したな…。カバーを被せられなきゃ、そのまま装着するしか使い道はない。

「普段走るのに5300kのバルブなんかおっかなくて使えんぞ、特に雨の夜なんかは」とは思ったけど、せっかく買ったんだから一応装着してみることにした。

太いぞ青いぞ


まずはロービーム。

ロービーム
光が白いことだけはわかる。



これがハイビーム。

ハイビーム
色と眩しさ加減は中々勇ましいのだが…。




昼間に見ても結局何が何だかわからないので、夜の配光を観察することにしよう。

折よく雨も降って来た。これは、「青系統のバルブが最も苦手とする雨の夜の配光状況」を確認する絶好の機会ではないか!


まずは「超太」ロービームのみ。

うーむ、暗いぞ
やっぱり純正の3300kバルブに比べると、濡れたアスファルト路面はかなり見え難いな。



次に「超太」ハイビーム。

遠くも暗いぞ
ぼんやりとした光が遠くを照らしている感じだ。わかってはいたけど、やっぱり色温度5300kだと、雨の夜はヘッドライトだけでは辛いものがあるようだ。




ということで、ここで補助灯のBOSCH COMPACT100(クリア)も併用してみることにした。

まず「超太」ロービーム+BOSCH COMPACT100(純正色バルブ仕様)

おお!見えるぞ!
写真ではわからないかもしれないが、肉眼では見違えるように明るくなった。これが純正色の強みだろう。



次に「超太」ハイビーム+BOSCH COMPACT100(純正色バルブ仕様)

ハイビーム+BOSCHフォグ

やっぱり肉眼で見ると、ハイビームだけの時とは段違いだ。





比較対象として、晴天時ではあるが純正色(3300k)のヘッドライトバルブの夜間配光の写真も載せておこう。

まずロービームから。

純正色ロービーム
色温度5300kの「超太」を装着するまでは、ずっと「純正色」「イエロー」のバルブしか使っていなかったから有難味が薄れていたのだが、やっぱり「純正色」は見やすい、と再認識した。青色バルブに比べて陰影がくっきり出るというか。



次に純正色ハイビーム。

純正色ハイビーム

↑上の2枚の写真とも、晴れた日の夜に撮影したものなのだが、日常遭遇する雨降りの夜も、ブルーバルブよりは格段に見やすい。





結論。

ハゲロン至上主義に変わりはないが、やっぱりブルーバルブは雨の日はダメだ。


(続く)  (前回)


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