2016年7月23日土曜日

EF-DET 加速時の息つき現象


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石器人がL810Sダイハツオプティエアロダウンビークス4WDに乗っていた頃の最後の方になると、エンジンに少し気になる症状が出始めた。

ビークスのエンジンはEF-DETというターボエンジンなのだが、加速するために思い切ってアクセルを踏むと、「ガクッ!」という感じて息つきするのだ。

ゆっくりアクセルを踏めば、息つき現象は発生しないのだが、元気よく走ろうとして、アクセルをガバッと開けると、必ず発生するようになった。

息つき現象でまず最初に疑われるのは「点火系統」なのだろうが、石器人の感覚では、どうも違うような気がする。何故なら、アクセルを思い切り開けて急激な過給がかかった時のみ、症状が発生するからだ。もし点火系が原因なら、急加速時以外(例えば連続高回転時など)でも失火による息つき現象が発生したっていい筈なのだが、そういうことは一切なかった。

そのまま、息つき現象を気にしながらビークスに乗っていたのだが、走行距離が18万kmを超えて、あちこちガタが来始めたので、特に息つき現象の原因を突き止めることもなく、次の車に乗り換えたのだった。





で、石器人が現在乗っている、ビークスと同じEF-DETエンジンを積むL760S ダイハツネイキッドターボ4WDなのだが、買ってしばらく経ってから、ビークスの時と全く同じシチュエーションで息つき現象が出始めたのである。買った直後に、スパークプラグは新品に交換していたのに…。


最初は急加速時の3回に1回程度発生していたのが、徐々に発生頻度が増え、終いには、急加速時には必ず息つき現象が発生するようになった。

で、ネットで「EF-DET、息つき」で検索した結果、VSV(バキュームスイッチングバルブ)が汚れるか不調になるかすると、石器人の車に出ているのと全く同じ症状が出るらしいことがわかってきた。


このままでは乗りにくくて仕方ない。過給制御がおかしくなってフューエルカットされているらしいので、ダイアグがチェックできるディーラーの方がいいだろう、という見込みで、札幌近郊のダイハツディーラーに持ち込んでみた。そこで、若い「主任」の肩書のフロントマンに懇切丁寧に状況を説明し、急激な過給がかかっている時にしか症状が出ないから、VSVもチェックして欲しい、とお願いしたのだが「それは点火系でしょう。VSVではそんな症状は出ない」と自信たっぷりに言われてしまった。

まあ、本職にそう言われればそれ以上強くは言えないから、仕方なく修理をお願いしたら、なんと今は車を診られないから、5日後にまた車を持ってきてくれ、と言われたのだ。町工場と違って随分勿体つけるもんだな、とは思ったものの、しょうがないから5日後の予約を入れて一旦帰ることにした。


しかし、アクセルをグワッと踏むたびにガクッと息つき現象を発生させながら帰路を走っている内に、長年ボロ車に悩まされ続けて培ってきた直感「やっぱりこれは点火系じゃないべさ」と、石器人に告げているような気がしてきた。いや、殆ど確信に変わった、と言ってもいい。




ということで、毎度お世話になっている整備工場に改めて持ち込んで、急激な過給がかかっている時以外は息つきは発生しないから、まずはバキュームスイッチングバルブのチェックからやってほしい、という説明と共に、「もしバキューム系統に問題が無かった場合は、潔くDLI(デスビレスイグニッション)の交換でもなんでもするから」と言って社長に頼み込んだら、拍子抜けするくらいあっさり了承してくれた。さすがは長い付き合いで、最初からここに持ち込めばよかったと後悔しつつ、ディーラーには予約取り消しの電話を入れたのだった。

走行距離は結構伸びていた車だったので、VSVは寿命を迎えている可能性もあることから、この部品だけはダイハツの部品屋に注文することにした。EF-DETの場合、VSVは部品が2つあって、記憶が定かではないが、どちらの部品の価格も確か5000円か6000円くらいだったと思う。


部品が届いたと連絡があって、早速工場に車を持ち込み、VSVを交換した後、試しに工場の周りをグルッと回ってみたらアラ不思議、息つき現象はきれいさっぱり消えているではないか。どんなに急加速しても、全く息つき現象は出なくなった。





いや~、ディーラーに持ち込まないで正解だったべさ、と安堵したのだが、反面あの「原因は点火系」と言い切ったディーラーフロントマンは、VSVが原因でこういう現象が発生することを、当面知ることはないんだろうな、と少し複雑な思いもしたのだった。


(続く)  (前回)


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2016年7月17日日曜日

L760S ダイハツネイキッドターボ4WD


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二度も雑巾臭いミラバン(『雑巾臭いL260VダイハツミラA 4WDバン』『雑巾臭いミラ再び! もういいって… ミラバン  L260V』)を掴まされた、ある意味運がいい?石器人だったが、次の車探しも難航した。

希望する4WDターボ自体の数が多くない上に、更に必須条件のマニュアルミッション車となると、本当に見つからないのだ。ターボじゃない4WDのMT車だと、軽のバンならチラホラ見つかるのだが…。



そんな具合で、あちこち探し回っていた2013年11月のある日、札幌近郊の中古車屋でダイハツのネイキッドターボ4WD(MT)を見つけた。

石器人は嘗てホンダが販売していた、クロスロードという車のスタイルが好みだったのだが、このネイキッドという車はクロスロードにどことなく似ていて、どうも気になるのだ。それならクロスロードを買えばいいべや、と思うかも知れないが、残念なことにこのクロスロードには、石器人が乗り続けたいと思っているマニュアルミッションの設定が無いのだ。



それはそれとして、このネイキッドの外見は、走行距離が多めの割には程度が良く、下回りも(雑巾臭い2台のL260Vで懲りたので)地べたに寝転んでフロアやサイドシル部分を確認したが、北海道の車によくある融雪剤による錆びは見つからない。中古車店の社長によれば、本州から仕入れた車とのこと。

ダッシュボードが真っ赤に塗られていたのは少し気になったが、その他の部分は、年式(平成12年)の割には程度もいい。

「これはいいかも」と気に入り、キーを借りてエンジンをかけてみたら…。アクセルを開けると排気口から盛大に黒い煙が出てくる…。


「アチャ~、オイル上がりか下がりだ!」と、この時点で一瞬気持ちは萎えたのだが、一応「これを修理した場合、幾らくらいの金額が上乗せになります?」と聞いてみた。すると、「多分バルブシールが駄目になってオイル下がりしていると思うから、5万くらいかな」とのことだった。


暫く迷ったが、結局オイル下がりの修理金額を車両価格に上乗せした額で、このネイキッドを買うことにしたのだった。


ダイハツネイキッドターボ4WD

ということで、バルブシールを交換し、煙を噴かなくなったネイキッドが納車されてきたので、早速車をいじり始めることにした。

最初に手を付けたのは、まずスプリングの交換だった。最近の流行に漏れず、この車も車高ダウンスプリングを装着していたので、車高ダウンが大嫌いな石器人は、すぐさまいつもの工場で、新品の純正バネを注文して交換してもらった。本当はダンパーも交換したかったのだが、バルブシール交換費用を購入価格に上乗せするという、予定外の出費があったため、今回はバネだけの交換とした。

その結果、このネイキッドは非常におかしな乗り心地になった。ダンパーは抜け切っていた物を再装着したので、ギャップや段差を乗り越えるたびに大きく揺れ、またその揺れがいつまで経っても収束しないのだ。

一回段差を乗り越えるたびに、車体がプワンポワンと揺れ続け、何故か乗っていると可笑しくなってしまう程だ…。






まあそれは置いておくことにとして、スプリング交換のすぐ後に錆止め塗装も行うことにした。過去2台の雑巾臭いミラバンで、フロアの錆びには懲りていたので、「エンドックス」という錆止め剤でフロア下回り全面の他に、サイドシル、ドア内側下部の錆止めも行った。

その他に、札幌のジェームズで、オイル下がりで付着しているであろう燃焼煤除去のために、「エンジン燃焼室洗浄(あの点滴みたいな薬剤を注入しながらエンジンを回すやつ)」と、それとは別に、オイル経路を清掃する「エンジン内部丸洗い」もやってもらった。




で、改めて乗ってみた感想なのだが、前の車のL260Vよりは加速がいい。L810Sオプティビークスと同じく、ターボ付きのEF-DETエンジンだから当たり前なんだけど、こういうスタイルの所為か、オプティビークスと違ってあまり飛ばす気にならない。

室内も、ミラバンやビークスに比べて、広さに余裕があるように感じられ、ドライビングポジションも、シートの座面が高めでゆったりしているから、田舎道をのんびり走るのに向いている車のようだ。


この車の特徴は、後部座席が簡単に外れることだ。しかし、外しても石器人にとってはあんまり意味が無いので、付けたままにしている。

それよりも、助手席と後部座席を前に倒すと、ほぼフラットな状態になり、そこから少し下がっている荷室の底面に、スノコ板、若しくは下駄をかましたコンパネを置けば、助手席側に2m近くありそうな寝床スペースが出現することの方がありがたい。


ネイキッド 寝床スペース

このベッドスペースに、コールマンの固めのキャンピングマットでも敷けば、さぞや快適な寝床になると思われる。




という訳でこの車は、軽1BOXにも劣らない、車中泊に適した車でもあるのだ。





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2016年7月10日日曜日

雑巾臭いミラ再び! もういいって… ミラバン L260V


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L810Sオプティビークスの走行距離が185,000kmに達し、クラッチなど各部にガタが目立ちはじめて来たので、次の車を探すことになった。

次も4駆でMTのターボがいいべさ、と思って探していたのだが、やはり手頃な価格の4WDターボ車はなかなか見つからない。4WDターボ自体の元々のタマ数が多くない上に、更にマニュアルミッション車となると本当に見つからないのだ…。

そんなある日、札幌近郊の中古車屋でまたも格安でピッカピカのL260Vミラバン(4WD MT)を見つけた。この型のミラバンには、雑巾臭いL260VダイハツミラA 4WDバンで苦い経験が有ったので、最初は見ないフリをしていたのだが、L810Sの状態はどんどん悪化して来るし、4WDターボのMT車も見つけることができない。

そうこうしている内に、いよいよL810Sのクラッチが、ワイヤーの調整範囲を超えて切れなくなり始めてきたので、「もう。こうなったら仕方ないべや!」と決断し、ピッカピカのL260Vミラバンを買うことにしたのだった。これが2013年5月のことである。写真は撮っていないので、代わりに同じく雑巾臭かった先代ミラバンの画像を載せておく。

雑巾臭かった先代


今回買ったこのL260V、「見た目」は本当にきれいで傷一つなく、室内も外見に劣らずきれいだったのだが、石器人はこれに騙されてしまった…。


買ってしばらくは、「新車に近いよな、コレ」と思って乗っていたのだが、4カ月ほど経った頃だろうか、何故か運転席のフロアが急に柔らかくなった。で、それから程なく、あの懐かしい?例の「雑巾臭」が漂い始めたのだ!

「あ!これは?」と嫌な予感を振り払いつつ、フロアのビニールシートを捲ってみたら案の定…。


フロアの鉄板が錆びて、前回の雑巾臭いL260VダイハツミラA 4WDバンを凌ぐ大穴が開いていたのだった…。買う時にフロアの下まで覗かないもんな~。


もうこうなってくると、中古車屋に対しても腹も立たず、ただただ自分の運の悪さを笑うしかなかった。それでもまあ、元々20万円台の中古車だし、またも勉強代だと思って、この車は見限ることにしたのだった。



ということで気を取り直し、フロアは前回と同じように穴を塞いで、次の車を探し始めるのだが…。




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