2017年12月30日土曜日

フォグ取り付け部から雨や雪が侵入するのを防ぐべ


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以前フォグランプを取り付けるべ~本体編(BOSCH COMPACT 100) L260Vミラバンいじりでも書いた様に、補助ランプを取り付ける際にフロントグリルをカットしたのだが、どうもこのカット部分が大き過ぎて支障が出て来そうなことに気付いた。


これが補助ランプ取り次げ部のグリルをカットした箇所だ。まずは左側。

左側のグリルカット部分
↑左側については、グリルカットした部分は大き過ぎてみっともないものの、この開口部から雨や雪が入り込んでもラジエターに当たるだけなので、特段の問題は無い



しかし問題は右側の取り付け部分である。

右側のグリルカット部分



もう少し拡大してみよう。

右側取り付け部を拡大
↑カットした取り付け部分の向かって右側半分は「樹脂製のガード」が付いているのだが、問題は向かって左側の隙間部分だ。


実はこのでっかい隙間のすぐ裏手は、こんな風になっているのだ。

すぐ裏にコンプレッサーのベルトとプーリーベアリングがある
↑冷房用のコンプレッサーを駆動するためのベルトとプーリー及びベアリング部分が、開口部の真裏辺りに配置されている…。

カット部分の写真でもわかるとおり、でっかい隙間が出来てしまったので、ここから雨や雪が侵入して、デリケートなベルトやベアリング部分を直撃する恐れがあるのだ。



これは雪が降る前に何とか対策せねば、と思っていたのだが、ある日ホームセンターに買い物に行った時にこんな物を見つけた。

厚さ05.mmのアルミ板
厚さ05.mm、寸法100×300mmの薄いアルミ板だ。これなら加工しやすいから、フォグ取り付け部分の穴塞ぎ用に使えるんでないべか?ということで、早速購入。値段は200円ちょっとだった。



で、これを金切り鋏で切ったり曲げたりして

加工するべ


こんなのが出来た。

切って曲げて



更にこれに穴を開けてやればひとまず完成だべさ。

フォグ本体と共締めにする穴を開けて慣性



コイツをランプ本体と共締めにして装着してやれば

装着後
よしよし、隙間は大方覆うことが出来たべさ。



裏から見るとこんな状況だべさ。

エンジンルーム側から見る

以上で今回の作業は終了した。





取り付け後に押したり引いたりして確認してみたのだが、ランプ本体取り付け用ボルトと友締めにしてあるので、思っていた以上にしっかり固定されている。アルミ板の厚さも0.5mmあるので、手で無理やり押せば撓るのだが、強い風程度で撓ることは無さそうだから、これで暫く様子を見ることにするべ。


(続く)  (前回)


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2017年12月11日月曜日

ミラリード2800KエクセレントイエローH4バルブ


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11月の或る日、札幌のホームセンターで買い物をしていたら、自動車用品売り場で面白そうなH4イエローバルブを見つけた。

それがコレ。

ミラリード製エクセレントイエローH4

ミラリード社製のH4バルブ「エクセレントイエロー」で、色温度は2800kらしい。





ところで話は一旦横道に逸れるのだが、今年の春まで使っていたイエローバルブカバーを被せたバルブの方の色温度はどれくらいだろう?と考えてみた。

イエローバルブカバー

実は以前、色温度が2500kと謳われていたイエローバルブを使ったことがあるのだが、石器人が所持しているイエローバルブカバーを被せたバルブは明らかにその2500kバルブより黄色味が強いので、イエローバルブカバーの色温度は恐らく2300~2400kくらいかと思われる。


そのイエローカバーを被せたバルブは、「夜間の一寸先も見えない吹雪」の時には遺憾なく効力を発揮するのだが、如何せん「根雪になる前の濡れたアスファルト路面」だと暗くて見難い。


この「濡れたアスファルト路面」でもある程度見やすく、且つ「夜間の一寸先も見えない吹雪」でも使えるイエローバルブは何かないんだべか?と常々思っていたところ、今回の2800kのバルブを見付けた、という訳である。

純正バルブの色温度3200~3300kに近づく程、「濡れたアスファルト路面」では見やすくなるので、イエローバルブカバー装着バルブに比べてどれだけ見やすくなるのか試してみよう、ということでこの2800kバルブを購入することにした。「110/120Wの明るさに相当!」などと有り得ない謳い文句が箱に全く記載されていないのも、気に入った理由の一つなのだが。

価格は2個セットで税込み1,134円と、お買い得な値段だった。





さて、それでは早速装着してみよう。

まずは箱から取り出して

結構黄色い


H4バルブのコネクターを引っこ抜き、接点グリスをたっぷり塗ってやる。この接点グリスについてはまた改めて書きたいのだが、これを使うことで確実にバルブの寿命は延びる様だ。

接点グリスを付ける
接点グリス
後はゴム製のダストカバーを引っ剥がし、押さえ金具を外して「エクセレントイエローバルブ」に交換するだけ。



それでは、黄色く塗ったPIAA004Xと同時点灯してみよう。

点灯(ロービーム)
肉眼で見ると、色は黄色く塗ったPIAA004Xと同じくらいの黄色さに感じるのだが、昼間なのでよくわからない…。





ということで、折よくこんな按配に猛吹雪になった晩に配光検証をやってみたべさ。

猛吹雪だべさ

↑確かに酷い吹雪ではあるのだが、地吹雪を伴わない「降雪だけの吹雪」なので、「一寸先も見えない吹雪」ではない。



まずは「2800kエクセレントイエローバルブ」ロービーム点灯。

ロービーム
「イエローバルブカバー」よりは白っぽい光なのだが、それでも十分に吹雪の中でも使える黄色さだ。下のハイビームの写真と比べても、乱反射はかなり抑えられている。



次は「2800kエクセレントイエローバルブ」ハイビーム点灯。

ハイビーム
やっぱり幾らイエローバルブとはいえ、ハイビームにした途端に乱反射が激しくなって、前方が視認し難くなる。こういう状態ではロービームで走行するしかないのだ。



参考までに「黄色く塗ったPIAA004X」の点灯写真も。

PIAA004Xのみ点灯
PIAA004Xのみ点灯させた状態なのだが、スポット配光の為、吹雪の中でも乱反射は最小限に抑えられており、前方は視認しやすい。


吹雪が止んだところで、ライトの色味も確認してみよう。

色の違い
この様に写真で見ると、はっきりと「黄色く塗ったPIAA004X」の方が「2800kイエローエクセレントバルブ」より黄色いのだが、肉眼で路面を照射した状態を見た場合は大差なく、どちらも路面の凹凸にしっかりと「陰影」が出るし、「乱反射」も抑えられる。

勿論、こういう状況下で走りやすいのは、より黄色味が強い「イエローバルブカバーを被せたバルブ」の方であることは間違いないのだが、この「2800kイエローエクセレントバルブ」でも十分に走ることができることを確認した。





以上で「2800kイエローエクセレントバルブ」の夜間の配光検証は終了した。

最後に、「無雪状態の濡れたアスファルト路面」でも走ってみた(残念ながら写真は撮っていない)感想なのだが、光が白っぽい分だけ「イエローバルブカバーを被せたノーマルバルブ」より明るく、純正色のバルブに近い感じの見え方で十分に走りやすかったことも付け加えておくべ。


「地吹雪を伴うホワイトアウト状態になる猛吹雪」が頻発する1~2月に入ったら、「イエローバルブカバーを被せたノーマルバルブ」に戻しているかもしれないが、当面はこの「2800kイエローエクセレントバルブ」を装着したままで走ってみるつもりだ。


(続く)  (前回)


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