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前回の「イエローH4バルブカバー 夜間の吹雪時の検証 其の1」でも書いた様に、異様に雪が少なかった今年の冬、2月に入ってからも相変わらず荒れた雪の日は無かったのだが、2月18日に遂にその日はやってきた。
お馴染み「暴風波浪警報」が発令され、午前中から雪交じりの強い風が吹いており、天気予報に拠れば、その風の強い状態が翌日の朝まで続くらしい。
これは、イエローH4バルブカバーの夜間の吹雪の検証にはうってつけだな、とは思ったのだが、果たして夜に無事に家まで帰って来れるのか?という点も気になる…。
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という訳で、冷や汗を流しながら撮影した、夜間の吹雪の検証画像をご覧いただきたい。
まずは家までの帰路のⒶ地点でのヘッドライトLoビームのみ点灯。最初の内はこの写真でもわかるように、何とか走れてはいたのだが…。
Ⓐ地点 Loビーム |
「降雪」+「地吹雪」のダブルパンチ状態なのだが、上方への光がカットされたLoビーム配光のおかげで、まだ何とか前方確認は可能である。ここで言う「地吹雪」というのは、雪原に積もった雪の表層が、強い風で細かい粉状となって吹き抜け、視界を妨げる状態のことである。
次にⒶ地点でのヘッドライトHiビームのみ点灯。
Ⓐ地点 Hiビーム |
その先のⒷ地点でのヘッドライトLoビーム点灯。だいぶ吹雪(地吹雪ではない降雪によるもの)が激しくなってきた…。
Ⓑ地点 Loビーム |
同じくⒷ地点でのヘッドライトHiビーム点灯。おっと、こりゃ凄い…。
Ⓑ地点 Hiビーム |
更に先のⒸ地点でのヘッドライトLoビームのみ点灯。ここら辺りからは「地吹雪」も激しくなってくる。
Ⓒ地点 Loビーム |
同じくⒸ地点でのヘッドライトHiビームのみ点灯。
Ⓒ地点 Hiビーム |
更に先のⒹ地点でのヘッドライトLoビームのみ点灯。雪の降り方は強くなったが、地吹雪はそれ程でも?…
Ⓓ地点 Loビーム |
同じくⒹ地点でのヘッドライトHiビームのみ点灯。いやいや、こりゃまた…。
Ⓓ地点 Hiビーム |
もう一枚、同じくⒹ地点でのヘッドライトHiビームのみ点灯
Ⓓ地点 Hiビーム |
そして家が近くなってきたⒺ地点でのヘッドライトLoビーム点灯。
Ⓔ地点 Loビーム |
同じくⒺ地点でのヘッドライトHiビーム点灯。
Ⓔ地点 Hiビーム |
この後もこんな状態が続いたのだが、ここまで来れば家ももう近いので、ゆっくりソロソロの安全運転で、何とか生きたまま家にたどり着くことが出来たのだった。
以上でイエローカバーH4バルブの検証は終わりであるが、やはり「地吹雪」状態でもイエロー光のLoビームは見やすいと再認識した。反面、Hiビームの方は上側にも広く光が拡散して「乱反射」を引き起こすので、相当見難くなるため、こういう吹雪下で使うのは無理がある。
参考までに、黄色く塗ったPIAA004Xの写真も撮ったので、一枚載せておこう。
周囲への光の拡散が少ないスポット配光のため、ヘッドライトHiビームより「乱反射」は少ない。対向車へ自車位置を知らせる場合は、このPIAA004Xを使う方が走りやすいようだ。尚、この写真では白色光に見えるが、肉眼で見るとレモンイエロー光である。
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ところで、こういう「地吹雪」状態の時は、ワイパーが無いサイドウィンドウはこんな状態になってしまう。
これはまだマシな方で、ひどい時には窓全体に雪がびっしり付着して真っ白になり、サイドの視界がゼロになってしまう。これもまた「地吹雪」の怖い点だ。
(続く) (前回)
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