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11月も半ばになり、いよいよ冬も間近となってきたので、前回装着したフォグ「BOSCH COMPACT 100(クリアー)」を、「黄色く塗ったPIAA 004X」に交換することにした。
PIAA 004Xを冬用ランプとして使う理由なのだが、前にも書いた様に、「夜間の一寸先も見えない猛吹雪」に遭遇した時に、ある程度の視界を確保しつつ、尚且つ対向車にこちらの存在をいち早く知らせる為だ。
この「夜間の一寸先も見えない猛吹雪」に遭遇してしまうと、ヘッドライトのハイビームでは乱反射が激し過ぎて使い物にならず、仕方なくロービームでソロソロと手探り状態のまま走ることになる。しかしロービームの場合「夜間の一寸先も見えない猛吹雪」状態では、対向車が直前まで近づいて来ないと気付かない場合が多い。
で、この問題を解決しようと、「乱反射する照射域が狭いスポットタイプのランプ」を探して見つけたのが、このPIAA 004Xなのだ。
「イエローH4バルブカバー 夜間の吹雪時の検証 其の2」にも吹雪時の配光を載せたが、アルミテープで突出部からの拡散光を遮光したこのPIAA 004Xは、「夜間の一寸先も見えない猛吹雪」の場合でも、周囲への乱反射はヘッドライトのハイビームに比べてかなり少ないので、ある程度の視界を確保しつつ、尚且つ対向車にこちらの存在をいち早く知らせる為という目的で使うには、手持ちのランプの中では今の処一番適したランプかと思われる。
但し、バルブシェードもないスポット配光だから、対向車側から見ると眩しいランプであることは間違いないので、前方の車が視認出来た時点ですぐ消灯可能なように、スイッチはステアリングポスト上に設置してある。
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ということで、早速取り付け開始したいところなのだが、その前にやらなければならないことがある。
これが取り付け予定のPIAA 004Xなのだが
PIAA 004X |
貼り替えにはこういうテープ(38mm幅のScotchi製耐熱アルミテープ)を使うのだが
遮光用アルミテープ |
これで遮光用アルミテープの貼り替え完了。
貼り替え完了 |
さて、これでやっと取り付け作業を開始できる。
まずは、今装着されている「BOSCH COMPACT100(クリアー)」を取り外すべ。
このBOSCH COMPACT10を外すべ |
で、これがPIAA 004X取り付け後の写真。
説明を追加 |
この取り付け方法なら、いちいちバンパーの中に手を突っ込んで固定ナットを外す必要も無く、本体の取り外し作業は全てバンパー上で完結するからだ。
拡大するとこんな感じ。
取り付け部拡大 |
前から見るとこんな感じ。
隙間が無駄に大きい… |
この隙間なのだが、向かって右側はラジエターなので幾ら隙間が空いても別に構わないのだが、向かって左側の方の隙間は、補器類(冷房のコンプレッサー)のプーリーとベルトを雨や雪が直撃する恐れがあるので、今後何らかの対策が必要だ。
横から見た図。
横から見る |
以上で、PIAA 004Xの取り付けは完了。
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さて、次は夜間の配光状況の確認だべさ。但し、ヘッドライトはまだ純正色バルブのままだ。
まずは比較用の基準として、ヘッドライトのロービームのみ点灯。
ヘッドライトロービームのみ点灯 |
で、これが黄色く塗ったPIAA 004X(拡散光遮光済)のみの点灯写真。
PIAA 004Xのみ点灯 |
レンズは黄色く塗ってある(「PIAA 004Xのレンズを黄色くするべ」参照)ので、純正色のヘッドライトと比べて光がレモンイエローっぽい。この色調とスポット配光のおかげで、猛吹雪の時でもヘッドライトのハイビームよりかなり乱反射する部分が少ないのだ。
ヘッドライトロービーム+PIAA 004X同時点灯。
ロービーム+PIAA 004X |
ヘッドライトハイビーム+PIAA 004X同時点灯。
ハイビーム+PIAA 004X |
以上が夜間の配光検証だべさ。
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これで、補助ランプを厳冬期仕様に交換する作業は終了した。
次にやることは、ヘッドライトのバルブをイエローバルブに交換する作業なのだが、実は今回、面白そうなイエローバルブを入手したので、今度は、「今迄使っていたイエローバルブカバーを使うのを一時的に止めて、その面白そうなイエローバルブに交換した件」について書こうと思っている。
(続く) (前回)
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