2017年11月17日金曜日

「フォグを吹雪用の黄色く塗ったPIAA 004Xに交換するぺ」L260Vミラバンいじり


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11月も半ばになり、いよいよ冬も間近となってきたので、前回装着したフォグBOSCH COMPACT 100(クリアー)を、黄色く塗ったPIAA 004Xに交換することにした。



PIAA 004Xを冬用ランプとして使う理由なのだが、前にも書いた様に、夜間の一寸先も見えない猛吹雪に遭遇した時に、ある程度の視界を確保しつつ、尚且つ対向車にこちらの存在をいち早く知らせる為だ。

この夜間の一寸先も見えない猛吹雪に遭遇してしまうと、ヘッドライトのハイビームでは乱反射が激し過ぎて使い物にならず、仕方なくロービームでソロソロと手探り状態のまま走ることになる。しかしロービームの場合夜間の一寸先も見えない猛吹雪状態では、対向車が直前まで近づいて来ないと気付かない場合が多い。

で、この問題を解決しようと、「乱反射する照射域が狭いスポットタイプのランプ」を探して見つけたのが、このPIAA 004Xなのだ。

イエローH4バルブカバー 夜間の吹雪時の検証 其の2にも吹雪時の配光を載せたが、アルミテープで突出部からの拡散光を遮光したこのPIAA 004Xは、夜間の一寸先も見えない猛吹雪の場合でも、周囲への乱反射はヘッドライトのハイビームに比べてかなり少ないので、ある程度の視界を確保しつつ、尚且つ対向車にこちらの存在をいち早く知らせる為という目的で使うには、手持ちのランプの中では今の処一番適したランプかと思われる。

但し、バルブシェードもないスポット配光だから、対向車側から見ると眩しいランプであることは間違いないので、前方の車が視認出来た時点ですぐ消灯可能なように、スイッチはステアリングポスト上に設置してある。





ということで、早速取り付け開始したいところなのだが、その前にやらなければならないことがある。


これが取り付け予定のPIAA 004Xなのだが

PIAA 004X
乱反射防止用としてレンズの出っ張り部分に貼り付けた、拡散光を遮光するためのアルミテープが、一部劣化してしまっていたので貼り替えることに。



貼り替えにはこういうテープ(38mm幅のScotchi製耐熱アルミテープ)を使うのだが

遮光用アルミテープ
かなり幅が広いので、ハサミで真ん中から切って使う。




これで遮光用アルミテープの貼り替え完了。

貼り替え完了
テープ自体が硬い上に、レンズの出っ張り部分が僅かではあるが本体より窄まっているので、どうしてもシワシワワの仕上がりになってしまう…。



さて、これでやっと取り付け作業を開始できる。

まずは、今装着されているBOSCH COMPACT100(クリアー)を取り外すべ。

このBOSCH COMPACT10を外すべ



で、これがPIAA 004X取り付け後の写真。

説明を追加
フォグランプは「指定部品」だから、取り付け後に全長をオーバーしても構わない筈なのだが、未だに「1mmでも飛び出てたらダメだ!」と言ってくる頭の固い店用の対策として、バンパー固定金具から手早くランプ本体を取り外せる取り付け方式にした。

この取り付け方法なら、いちいちバンパーの中に手を突っ込んで固定ナットを外す必要も無く、本体の取り外し作業は全てバンパー上で完結するからだ。



拡大するとこんな感じ。

取り付け部拡大
↑Ⓐの台座Ⓑの金具を連結しているⒸのボルトを外してやれば、バンパー上にⒶの台座を残したまま、簡単に本体を取り外すことが出来る。



前から見るとこんな感じ。

隙間が無駄に大きい…
カットしたバンパーの隙間とのアンバランスな感じが、何とも言えませんな…。

この隙間なのだが、向かって右側はラジエターなので幾ら隙間が空いても別に構わないのだが、向かって左側の方の隙間は、補器類(冷房のコンプレッサー)のプーリーとベルトを雨や雪が直撃する恐れがあるので、今後何らかの対策が必要だ。



横から見た図。

横から見る
バンパー先端からは、これだけ突き出している。

以上で、PIAA 004Xの取り付けは完了。





さて、次は夜間の配光状況の確認だべさ。但し、ヘッドライトはまだ純正色バルブのままだ。

まずは比較用の基準として、ヘッドライトのロービームのみ点灯

ヘッドライトロービームのみ点灯



で、これが黄色く塗ったPIAA 004X(拡散光遮光済)のみの点灯写真。

PIAA 004Xのみ点灯
照射範囲が狭いスポット配光なのがわかる。角度は、進行方向に対して平行よりやや寄り目気味にしてあるので、照射範囲はより狭くなっている。

レンズは黄色く塗ってある(「PIAA 004Xのレンズを黄色くするべ」参照)ので、純正色のヘッドライトと比べて光がレモンイエローっぽい。この色調とスポット配光のおかげで、猛吹雪の時でもヘッドライトのハイビームよりかなり乱反射する部分が少ないのだ。



ヘッドライトロービーム+PIAA 004X同時点灯

ロービーム+PIAA 004X
非常に明るい。特に中心部の明るさが増しているのがわかる。



ヘッドライトハイビーム+PIAA 004X同時点灯

ハイビーム+PIAA 004X
手前は若干暗くなるのだが、PIAA 004Xとの相乗効果で、遠くまでよく見える。


以上が夜間の配光検証だべさ。





これで、補助ランプを厳冬期仕様に交換する作業は終了した。

次にやることは、ヘッドライトのバルブをイエローバルブに交換する作業なのだが、実は今回、面白そうなイエローバルブを入手したので、今度は、「今迄使っていたイエローバルブカバーを使うのを一時的に止めて、その面白そうなイエローバルブに交換した件」について書こうと思っている。


(続く)  (前回)


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