2015年11月11日水曜日

PIAA 610P フォグランプ


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配光の良くない中華フォグに悩まされながら、対向車に迷惑にならないフォグランプはないものかと探している内に、ふと思い出したことがある。

石器人が昔、日産のパルサーGTi-Rという車に乗っていた頃に、今と同じようにフォグランプを付けようと探し回っていた。

候補としては、CIBIEのMIMI H4 OSCARみたいなコンパクトな物から、A.P.Rally製品のような大径ランプまで範囲を広げて検討していたのだが、ある時PIAAの610iといういうイエローバルブのフォグランプをたまたま見付けて衝動買いしてしまったのだ。

この610iというランプ、非常にフラットな光を発するフォグランプで、角度さえ適切なら上向きの光漏れも無く、非常に明るかったのを覚えている。
サイズも、パルサーのバンパー下に吊り下げるのに丁度いい大きさで、バンパーの中骨(鉄製フレーム)にドリルで取り付け用の穴を1ケ所ずつを開ければ、まるで誂えた様にピタリと納まった。



で、今も610iは売っているのか?と思いネットで調べてみたのだが、どうやらとっくの昔に廃番になっていたようで、中古で探すしか入手方法は無いらしい。

ま~たネット巡りして探さなきゃならんのか、と思っていたところ「アップガレージ」であっさり見つかったので、また衝動買いしてしまった。

但し、610iではなく、薄いブルーレンズの610Pという奴である。

PIAA 610P
ちゃんと遮光用の傘が付いているし、マルチリフレクタータイプの鏡面になっているのは、610iと同じである。値段は14800円だった。
レンズ径は100mm、奥行きはおよそ90mm強である。



取り付け金具は付属しており、車に取り付けることはできるのだが、ここで問題が発生した(前にもこんなことがあった様な気が…)。

RX-7(FD3S)用純正フォグの時と同じで、フォグ本体が重過ぎて石器車のフロントグリルがもたないのだ(またか…)。

FD3S用フォグも重かったが、610Pは多分それより重いかも。
取り付け方法は、パルサーの時の様な吊り下げ方式ではなく、垂直の樹脂製グリルにボルトで固定する方式なので、無理に付けたまま走ると、間違いなくフォグがグラグラと動いてしまうだろう。


でもまあ折角だから確認のため、一応仮止めして点灯してみた。

運転席から見ると、横方向にフラットに広がる素晴らしい配光である。
但し、照射角度を誤って、少しでも上に向けると非常に眩しくなるのも610iと変わっていない。

610iの時も、照射角度の設定は結構シビアだった。
どうやらこのランプは、「眩しくない領域」から「非常に眩しい領域」に、スイッチのON/OFFの様にいきなり変わってしまい、その中間の領域が無いようなのだ。


これは、車から外した610Pを点灯させた写真である。

PIAA 610P点灯
上下部分を遮光して、両サイドは開けてある遮光傘が見える。

で、これが配光の写真である。

PIAA 610P配光
上方への光がきれいにカットされたフラットな配光である。
この長方形が目に入って来る角度になると、一気に眩しくなるのだが、適切な照射角度を保てば、対向車の迷惑になることも無い非常に見やすい配光である。



話が前後したが、そんなわけで石器車に取り付けるには、フロントグリルの内側をL型鉄骨でガッチリ補強しないと無理だろう、ということで、今回の610Pも取り付けを諦め、またもや物置に直行したのだった(何度目だ?)。

で、結局、この時も未だ石器車には「丸型イエロー中華フォグ」を付けたままだったのである。いつまで続くんだろうか。




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