2016年11月16日水曜日

PIAA 004Xのレンズを黄色くするべ


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先日、配光の再検証のために石器時代の車に装着してみたPIAA 004Xスポットランプ用のイエローバルブを入手すべく、札幌のオートバックスに行ってみたのだが、そこでH3のイエローバルブの値段を見て愕然とした。

2個セットの物が税込みで4,000円以上するのだ!


おいおい、H3イエローバルブっていつからそんな高級品になったんだ?と思い、さっさと店を出て、今度は北海道ではお馴染みのホームセンター「ホーマック」に向かったのだが、そこで見つけたH3のイエローバルブも税込みで4,000円以上の値段だった…。


隣に並んでいる青みがかった中華製のH3バルブは、2個セットでも税込み1,000円程度で買えるのに、イエローバルブに関しては何故か4倍近い値段が付けられているのだ。

2個セットで1,000円を超えると本能的に買う気が失せる石器人としては「これはイエローバルブ以外の方法でイエロー化するしか無いな」と、考え方を変えざるを得なくなった。



で、そのバルブ交換以外でイエロー化する方法なのだが、次の通りが考えられる。

一つ目は、石器人が競技をやっていた頃に「CIBIEのH4オスカー」で試してみたことがある、「市販のライト用のイエローの透過フィルムをレンズに貼る方法」だ。

ただこれは、貼った当初は確かに淡いイエロー光になるのだが、経年劣化でフィルムが濁ってきて(主に白化)、光量が落ちてくるのが難点だった。



二つ目は、「ライト用のイエローのクリア塗料をレンズ面に塗る方法」だ。

こちらについては、ダイヤワイトのタッチペン式のイエローのクリア塗料を使ったことがあるのだが、確かに黄色くはなる。なるのだが、手塗りになる所為か、どうしても塗面にムラが出来てしまい、見栄えがよくないこと甚だしい。


そこで今回は、同じく二つ目の方法ではあるが石器人が未だ試したことの無い、「スプレータイプのイエロークリア塗料を使う方法」を試してみることにした。確か値段もそれ程高くなかった筈だし…。




ということで、再びオートバックスに舞い戻り、コレを買ったのだった。

ダイヤワイト イエローフォグ
ダイヤワイトの灯火用クリア塗料「イエローフォグ」である。値段は税込みで2,160円と、H3イエローバルブのおよそ半分だ。スプレー缶の一番下に記載してある「日本製」の文字も嬉しい。





どれ、早速塗ってみるべ。

あ、その前にまずはレンズ面を脱脂しなければ。

ダイヤワイトの説明書きでは、塗装する前に「ダイヤワイトシリコンリムーバー」で汚れを除去すれ!と書いてあるが、当然そんな高級な物は持っていない。だから…



これでいいべ!これで。

「天然成分からつくりました」と謳ってるな…
台所用のアルコール消毒スプレーだ。




これをレンズにかけてサッと拭けば脱脂終了。

これでよかったんだべか?…



次に、マスキングテープとA4の紙でレンズ以外の部分をしっかり隠すだ。

下側は紙


そしていよいよ「ダイヤワイトのイエローフォグ」を噴射するだ!しかし…

アリャ…
ゲエエ!色が濃いぞ!おまけにムラもあるし。コレはもしかして失敗したんだべか?…




しかし心配御無用。数時間も経てばホレ、このとおり。

いやー、ホッとしたべさ

おお!適度なクリアイエローになっているではないか。いやー、一時はどうなることかと思ったべさ。

心配していたムラも、無いとは言わないが思っていた程でもない。これは点灯してみるのが楽しみだ。




ただ、数時間経った時点で結構乾いた感じはしているのだが、スプレー缶の説明書きには「一週間程度は洗車しないでください」と書いてあるので、完全に乾燥するまでには一週間程度かかる、ということらしい。それまでは物置にでも寝かせて置くことにするか。


(続く)  (前回)



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