[道案内] [目 次] [連絡先] [ブログ] [フォグ]
前回、PIAA004Xのレンズを黄色に塗って乾かしている間に、一旦BOSCH COMPACT100(クリア)を石器時代の車に再装着することにした。
PIAA004Xのレンズが完全に乾いたら、また装着するつもりなので、それまでの間、このBOSCH COMPACT100で試してみたかった「配光の実験」をやってみようと思う。
これが再装着したBOSCH COMPACT100(クリア)。
BOSCH COMPACT100クリア |
このCOMPACT100なのだが、今までは手前を広く照射する為に「進行方向に向かって平行」になる角度で設置していた。つまり、「照射先の地点でも、それぞれの光の中心点はグリルに設置した幅と同じ間隔になる」ということである。
この方式だと、COMPACT100の持つ広くフラットな配光のお陰で、確かに手前はかなり明るくなる。
反面、ヘッドライトが担当することになる正面の路面の明るさは、未装着時よりは確実に明るくはなるのだが、「劇的に明るくなる」という程ではない。
そこで、PIAA004Xスポットランプもついでに再検証してみたでも試してみた「寄り目方式」で、光軸をクロスさせて中心部の明るさを上げてみようと思い、やってみた。
図で描くとこうだ。
クロス配光説明図 |
写真で説明するとこんな感じである。
今までは進行方向に対して平行に向けていた光軸を、金具を曲げることによってクロスさせ、照射先の地点で「光が重複する箇所を作り明るさをUPさせる」のである。レンズに当てた棒に対し、内側に向けられているのがわかるだろうか。
拡大するとこうだ。
では早速夜間の配光を検証してみよう。
まずは「壁当て」の配光から。
うーむ、上下がカットされて見やすい |
次に、「クロス配光」の写真を載せる前に、比較対象として「グリル取り付け位置と平行な配光」の写真を一枚載せて置こう。BOSCH COMPACT100のみ点灯。
比較対象としてグリル取り付け位置と平行の配光 真ん中は光量が落ちる… |
そしてこれが光軸をクロスさせて中心部の明るさUPを狙った配光。BOSCH COMPACT100のみ点灯。
中心も明るくなった |
で、光軸をクロスさせることで光が重なる部分がある程度出来て、中心部はかなり明るくなった。心配していた「手前両側の明るさ」も、広くフラットな元々の配光特性の為、それ程変わっていないのもありがたい、
くどいようだが、説明するとこんな感じだ。
クロス配光の高級説明画像 |
参考までに、BOSCH COMPACT100クロス配光+ヘッドライトロービーム点灯の写真を載せておく。
万遍なく明るくなったぞ |
もう一丁、BOSCH COMPACT100クロス配光+ヘッドライトロービーム点灯の写真も。
BOSCH COMPACT100+ハイビーム |
以上が、BOSCH COMPACT100(クリア)のクロス配光の夜間路面での検証である。
-
BOSCH COMPACT100(クリア)を装着している場合、雨降りの夜でも殆どの場合「ヘッドライトロービーム+BOSCH COMPACT100(クリア)」の組み合わせで凌げてしまうので、余分なライトの操作が減るから楽ちんだ、
丸型中華フォグや楕円中華フォグの検証をした後に、このBOSCH COMPACT100の検証をしてみて改めて感じたことなのだが、このフォグの優れた点は、明るさや上下光のカットによる見やすい配光はもちろんのことなのだが、それよりも何よりも「対向車側から見て全く眩しくない」ことに尽きるだろう。
他車に迷惑をかけない配光だからこそ、悪条件の天候になればいつでも安心して使うことができるのだ。
(続く) (前回)
[道案内] [目 次] [連絡先] [ブログ] [フォグ]
-関連記事-
マレーシア製BOSCH COMPACT 100 コピー品?
BOSCH COMPACT100イエローフォグ→クリアフォグ 衣替え
フォグランプ道楽
イテテテ団
どこだべ?此処は