それで、色々と次を探していたわけだが、今度はヤフオクで見つけた。
これである。
丸型イエロー中華?フォグ |
遮光傘付きで、価格は2980円。
製品名の表記は無いが、コーキング部分の雑さ加減は恐らくMade in Chinaだろう。
この時点で嫌な予感はした。
しかし、例の「楕円イエロー中華フォグ」とは形が全く違うし大丈夫だろうと…。
点灯するとこんな感じになる。
点灯中 |
よく見れば、遮光傘の形状は例の楕円のアレと瓜二つ。リフレクターの下側と横から来る上向き反射光が漏れまくりなのだ。
おい、コレはアレじゃないか?ひょっとして、前回の「楕円イエロー中華フォグ」と同じメーカーじゃないのか??
その真偽はさておくとして、また壁に向かって配光テストをしてみた。
それが下の写真なのだが、SMクラブの女王様がかけるアイマスクみたいな配光である。
壁に当てて配光の確認 |
しかし、実際に車に取り付けて、対向車の位置に立ってフォグを見ると、何度も言うけど非常に眩しい。
で、仕方なく、眩しくなくなる状態まで角度を下向きにするわけだ(これも前に書いたわ…)。
そして、この眩しくない角度まで下向きにした状態で、実際に運転席に座って照射された路面を見ると…。
やっぱりドーナツだ!ドーナツ配光だヨオオ!
真ん中が暗い…。
上の壁当て配光の写真を見ただけでは、何故こういう状況になってしまうのか、石器人だからさっぱりわからない(これも前に書いたな…)。
それでも、石器人なりに推測した結果がこれだ。
ドーナツ配光の原因? |
で、実際に路面を照射すると、赤の部分と、手前の遮光傘の影が前後に引き伸ばされて、結果的に楕円状のドーナツ配光に見える、ということらしい。
写真でわかるとおり、路肩部分は光量もあるのでまあまあ照らしてくれるが、真ん中は楕円フォグと同じで暗い…。
また、前回の楕円イエロー中華フォグ以上に、上向きの光漏れが激しい。
その所為で、吹雪の時にコレを点灯するとかなり酷いことになる。上方に漏れまくりの光が雪片にチラチラ乱反射して、本当に前が見難くなるのだ。乱反射に強い筈のイエロー光なのにこのザマということは、相当な光漏れを起こしていると考えられる。結局、吹雪の時はこの丸型中華フォグは点灯せず、イエローバルブのヘッドライトのみで走っていた…。
それとこのフォグランプ、正面から見た場合、時計でいえば2時~4時当たりの横から来る光が眩しく感じられる。
これは、リフレクター自体が前の楕円フォグより大きいことと、下からと横からの反射光をほとんど遮光していない、傘自体の形状の問題でもあるようだ。
もうひとつ、眩しさの原因として考えられるのは、リフレクターの形状だ。
単純なお椀の形状をしており、マルチリフレクターのような形状による配光の工夫が全くされていない。
その為にこんな、実用的な照射距離(ロービーム程度)にすると眩しくて、下向きにすれば真ん中が暗いという、妙な配光になるのかもしれない。
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ということで、再度のドーナツ配光に嫌気がさし、「二度あることは三度ある」の諺に怯えながらも、またもや新たな安物フォグ探しが始まるのだ。
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