2015年10月19日月曜日

FD3S RX-7用純正フォグ


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安物中華フォグによる、度重なるドーナツ配光のループ地獄から脱出するため、少しでもマシなフォグを探していたのだが、「アップガレージ」で良さそうな物を見つけた。

マツダRX-7(FD3S)用純正フォグである。

FD3S RX-7 純正フォグ ステー付き
値段は4000円だった。

直径は約100mm、本体の厚みは約80mm程(ステー含まず)で、55WハロゲンH3バルブ仕様である。

レンズの刻印にはRAYBRIGと謳ってある。
RAYBRIGといえばスタンレーの製品のブランド名ではないか。

中華フォグと違い、こういう名の知れたメーカーの製品なら安心だろう。

点灯してみた。

眩しくない
さすが純正フォグ、眩しくない。

今までの中華フォグの無法配光ぶりから考えると、おとなし過ぎる位だ。

内部に設置してあるシェードで上向きの光漏れを抑え、レンズカットで光を均一に散らす構造のようだ。




壁当ての配光写真がこれだ。

FD3S純正フォグ 配光
オバQの唇みたいな配光だ。

上向きの迷惑光線はきっちり抑えられている。

手前を照らす部分も、ドーナツ配光みたいなムラは無さそうだ。

これなら十分使えそうである。




で、実際に石器車に取り付ける段になって、困ったことが起きた。
というか、物が届いた時からある程度は予想していたことなのだが…。

石器車への取り付け方法なのだが、色々なステーを、曲げたり伸ばしたり穴をあけたりして流用し、それをボルトでフロントグリルに固定してきた。
今までの中華フォグは非常に軽かったので、その方法でもブレることもなく、きちんて固定出来ていた。

そこで、このフォグも背面についているステーを活用して、ボルトでグリルに仮付けしてみると、付くには付くのだが、フォグ本体が重過ぎて、フロントグリル自体がもちそうにないのだ。また、仮に無理して付けたまま走っても、恐らくフォグが上下に踊り出すだろう。

フォグ本体の重さは、正確に測ったわけでは無いが、丸型中華フォグの3倍位はあると思われる。

これをきちんとブレないように固定するには、グリルの内側にL型のステーを梁のように渡して補強し、固定用ベースを作らなければならないのだが、そこまでする気力が湧いて来ない。

ということで、FD3S用純正フォグは当面物置の肥やしとなり、不本意ながらドーナツ配光の中華フォグを付けたまま走り回ることになるのである。





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