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先月、「PIAA 004Xのレンズを黄色くするべ」で黄色く塗った「PIAA 004Xスポットランプ」のレンズが漸く乾いたので、石器時代の車に取り付けて配光の検証を行うことにした。
その前に、石器人が何故このPIAA 004Xスポットランプを入手したのか?という理由について、改めて触れておこうと思う。
そもそもこのランプを購入した理由は「PIAA 004X スポットランプ」でも書いた様に、第一義的には「夜間に一寸先も見えない様な吹雪に見舞われた時に、対向車に自分の存在を知らせる」という目的の為である。
たとえ猛烈に吹雪かれる状況に陥ったとしても、昼の間であればヘッドライトのHiビームを使えば対向車にこちらの存在を知らせることは出来るのだが、夜間の吹雪に遭遇した場合、ヘッドライトをHiビームにしようものなら、舞い踊る雪片にHiビームの上向きの光が乱反射しまくって、前が見難いことこの上ない。
そこで、そういう状況でも光が拡散しない「スポットタイプのランプ」であれば、周囲に余計な乱反射を起こさないので、自分の視界の邪魔にならずに対向車に自分の存在を知らしめることが出来ると共に、乱反射が少ない配光特性から、あわよくば前方の確認もある程度可能になるのではないか?という期待もあって、このランプを購入したのである。
但しこのPIAA 004Xには、当初青っぽいバルブが装着されていた為、より冬期間に適したイエローバルブを購入しようとしたのだが、H3イエローバルブの値段のあまりの高さにバルブ交換は諦め、レンズ面を黄色く塗ることでイエロー化しようとした、というのが前回までの顛末である。
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ということで、「PIAA 004Xのレンズを黄色くするべ」で黄色く塗ったレンズがやっと乾いたようなので、石器時代の車に再び装着してみることにした。
これが装着した写真。
イエロー塗装PIAA 004X装着 |
取り付け部分も工夫して、本体をよりグリル側に近づけた。
取り付け部分改良 |
色味はこんな塩梅だ。
思っていたよりきれいに塗れた様だ |
どれ、早速点灯してみるべ。
点灯するだ! |
もう一丁おまげに、横からホイ!
横から見る |
まあ、昼間に点灯しても何が何だかさっぱりわからないので、夜中の配光検証に移ることにしよう。
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この日は丁度お誂え向きに雪も降って来たので、スポットランプの検証には適した夜となった。
まずは参考までに、ヘッドライトLoビームのみ点灯の写真から。尚、ヘッドライトのバルブは、まだ3300kの純正色のままだが、イエロー化したPIAA 004Xとの色調を比較するためには、この方がよかったと思う。
ヘッドライトLoビーム(純正色)のみ |
これが黄色PIAA 004Xのみ点灯の写真。
ヘッドライトLoより確かにスポット配光なのだが雪片へのチラつきが… |
で、ヘッドライトLoビームのみの時と比べると、確かにスポット配光であることがよくわかる写真であるが、懸念していたレンズの出っ張り部分からの拡散光が、雪片に乱反射しているのもよくわかる…。
次に、ヘッドライトLoビーム+黄色PIAA 004X点灯。
ヘッドライトLoビーム(純正色)+黄色PIAA 004X |
参考までに、ヘッドライトHiビーム+黄色PIAA 004X点灯の写真も。
ヘッドライトHiビーム(純正色)+黄色PIAA 004X |
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ということで雪の中の配光の検証も終わり、PIAA 004Xについては次なる課題も浮かび上がってきたのだった。
つまり、PIAA 004Xのレンズの出っ張り部分を何かで覆い隠して、雪片への乱反射の要因となる拡散光を抑えなければならない、ということだ。
さて、どうしたらいいべ…。(※拡散光対策 失敗編に続く。解決編についてはまた後ほど)
(続く) (前回)
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