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石器人が車を乗り換えた場合、ドライビングポジションを適正にするために、何点かの作業を行うことにしているのだが、ネイキッドに代わって乗ることになったL260Vミラバンについても同様の作業を実施することにした。
まずやることは、足を伸ばして目一杯踏み込んだ位置でクラッチが切れるように調節することである。これまで自家用車として乗ってきたマニュアルミッションの車は、クラッチの切れる位置が石器人にとっては上過ぎるものが殆どだったのだが、このL260Vミラバンも例外ではなく、クラッチはかなり上の方で切れる為、つなぐ時の力加減が難しいからだ。
そういう車の場合は、以前にも書いた様に、フロアにゴム製のスペーサーなどを装着して調節してきた訳だが、最近の車には「クラッチスタートシステム」という余計な?機構が付いている為、その手の車には、従来のフロアに固定するゴム製スペーサー調整方式は使えなかった。
で、「雑巾臭いL260VダイハツミラA 4WDバン」以降は、「クラッチスタートシステムを逆手に取ったクラッチアジャスター」に書いたようなやり方で、クラッチの切れる位置を調節してきたのだが、今度のL260Vミラバンでも同様のクラッチアジャスターを装着して、クラッチの切れる位置を調整出来るようにすることにした(※エンジンルーム内でもクラッチのミートポイントを変えられるのは承知しているのだが、以前にも書いた様に、フロア奥で切れる位迄変えてしまうと「クラッチワイヤーの調整代(しろ)」が無くなってしまうので、それも以下の方法を選択した理由である)。
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これがL260Vミラバンのクラッチスタートシステム。いじる前の状態。
L260Vミラバンのクラッチスタートシステム |
まずはこのゴム製ポッチAを取り外す。指で簡単に引っこ抜ける。
純正のゴム製ポッチA |
で、ポッチを取り外した穴に、この調節可能なダブルナット付きボルトを噛ましてやれば
調整用ダブルナット付きボルト |
ホレ、この通り。
調整用ダブルナットを組みつけた状態 |
今切れている位置はそのままにして、切れてからペダルが奥で止まる迄の距離を短くし、その状態にシート位置を合わせてやることで、「ペダルを目一杯踏んだ位置でクラッチが切れるのと同じ状態」を作り出してやる、ということだ。
但し以前にも書いたのだが、このやり方にも弱点は有って、クラッチペダルを奥まで踏み込んで止まった時に剛性感が足りないのだ。
この原因は、踏み込んだクラッチの踏力を、上の写真のスイッチB部分だけで受け止めるからなのだが、こればっかりはクラッチペダルを踏み慣れて、あまり強くスイッチにボルトの頭をぶつけない様にするしか、今のところ手は無い。
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ということで、クラッチアジャスターの装着は完了した。次はハンドルいじりだべさ。
(続く) (前回)
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